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論文

Nuclear resonant scattering from the 6730-keV level in $$^{1}$$$$^{2}$$$$^{0}$$Sn

河原崎 雄紀

Journal of the Physical Society of Japan, 45(4), p.1076 - 1084, 1978/04

 被引用回数:1

鉛の中性子捕獲ガンマ線が、錫アイソトープ準位を励起することは以前に見つけられた。しかし入射線が極めて弱く、かつ2重線であり、また錫同位体数が多いことなどの実験上の困難さのため、同位体の決定、準位パラメータの導出までには至らなかった。そこで大型検出器の利用、サンプル交換法によるビーム強度モニターと、ゲイン安定化系の導入など、測定装置および方法を改良して詳しい測定を行った。実験データの解析から次の事柄が判った。1)共鳴核種は錫120、2)共鳴順位エネルギーは、6730keV(これは入射2重線のうち、低い方の$$^{2}$$$$^{0}$$$$^{4}$$Pb(n,$$gamma$$)のガンマ線に共鳴する)、3)スピンは1、4)基底状態への遷移巾$$Gamma$$$$_{0}$$=0.03eV、分岐比R=0.88、5)実効吸収断面積$$<$$$$sigma$$$$_{a}$$$$_{b}$$$$_{s}$$$$>$$=0.48b、入射線と準位のエネルギー差$$delta$$=1.0eVである。非被弾性成分として、極く弱い2本の線が見られた。

論文

Photoexcitation of the 7310-keV level in $$^{1}$$$$^{2}$$$$^{0}$$Sn and the 6517-keV level in $$^{1}$$$$^{1}$$$$^{7}$$Sn

河原崎 雄紀

Journal of the Physical Society of Japan, 45(4), p.1085 - 1091, 1978/04

 被引用回数:0

バナジンの中性子捕獲ガンマ線が、多くの核種の準位を光励起することは、以前のサーベイ実験で判っている。今回は、それらのうちで、錫サンプルについて、同位体の決定、崩壊様式の構成、準位パラメータの導出の目的で、詳しい測定を行った。測定の主なものは、角分布と散乱強度の温度依存に関するものである。2本の準位が同時に励起されていて、角分布と崩壊様式から、それらはそれぞれ、錫120の7310-keV(スピン1)準位と、錫117の6517-keV(スピン3-2)準位であることが判った。それに引続いて、実効断面積、基底状態への遷移巾、および全巾、分岐比や入射ガンマ線と準位のエネルギー差などの重位パラメータを導出した。

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